
2017年発行のihme issue1より、scene6「魅惑のプリンセスと花音」を改めて特集。ロサンゼルス出身のモデル・タレント、花音(Kanon)が“シュリンププリンセス”という架空の王女を演じた幻想ビジュアルを、表紙カットと豊富なアザーカット、撮影の舞台裏とともにお届けします

ビジュアルのコンセプト — “シュリンププリンセス”とは?
本ストーリーは、ピンクを基調にした「海の物語」を童話風に解釈。エビ(Shrimp)をモチーフにした王女像を作り、捕らわれたプリンセスの儚い美しさを衣装・ヘア・メイク・照明で表現しました。
- 衣装:ピンクの層を重ねたドレープで「殻」を連想させるデザイン。
- ヘア:湿り気のあるウェット感を残しつつ、王女らしい冠のようなアレンジ。
- メイク:淡いコーラルとパールで“海中のきらめき”を表現。





見どころ
視線の作り方
花音の目線は「外へ向ける」ことで“閉じ込められた”物語性を強調。視線誘導を活かしたトリミングが決め手です。
色の重ね方
ピンク同士のコントラストを薄めにして層感を出すことで、単色でも立体感が生まれます。パールの使用が光を受け、海中の煌めきを演出します。
小物の演出
貝殻や淡いシースルーのレイヤーで“捕らわれ”感を表現。小物の位置調整でストーリーが明確になります。
Profile
花音(かのん)
1999年12月28日生まれロサンゼルス出身。雑誌「NYLON」「日刊Ranzuki」レギュラーモデルのほか、タレントとしてNHK Eテレ「 Rの法則 」フジテレビ系 「めざましテレビ 」イマドキガールとしても活躍し、NHKラジオ「基礎英語」のパーソナリティを務めるなど、ネイティブな英語力を活かした発信も行っている。 ◆Instagram:@kanon_1228 ◆Twitter:@kanon_1228
※内容はihme issue1発行2017/12時点の情報です
CREATION TEAM
MODEL_Kanon(avex management)@kanon_1228
PHOTO_kumicom. @kumicom_srvdr_
STYLE_matsujun @matsujuuunstylist / Asami Kedamori @vividazzl
HAIR_ Daisuke Sato(kotona)
MAKE_Akane Kanzaki(kotona)
DIRECTOR_@takara_beauty.fashion_takara(sopobooks)
DESIGN_ Taichi Matsueda(STYLEGRAPHIX)@ihme_publishing
ihme【イフミー】はもしも私が本(物語)の主人公だったら・・・ 毎号ひとつのテーマを元に、いま話題の女性達を被写体に抜擢。ヘアメイク、フォトグラファー、スタイリスト、デザイナーがトレンドに敏感な彼女たちと様々なスタイルのガーリーフォトストーリーを作る季刊誌
behind the scenes
ihme『isuue1』 scene6 花音撮影風景とアザーカットをお届けします!
撮影では衣装チェンジがスムーズに行われるように、事前に動線確認を徹底。照明は弱いトップライトを中心に、ソフトフィルで顔の影を和らげました。撮影中の和やかな雰囲気が、花音の自然な表情を引き出しています。










スタイリングから学ぶ — 初心者向けポイント
- ピンクの“濃淡”を揃えすぎない:薄いピンク〜中間色を織り交ぜる。
- 光で素材感を見せる:サテンやパール素材は光を拾うため、写真ではポイント使いに。
- 小物は“ストーリーの符丁”として使う:意味のある一つを効果的に配置。









