1960年代の豊かな時代を掘り下げた【ディオール】春夏 2022 ウィメンズ コレクション/BLACKPINKジスなどセレブも多数参加
© Morgan O’Donovan

好奇心、願望、探求によって養われたディオール 春夏 2022 ウィメンズ コレクションの夢のような世界は、マリ1960年代の豊かな時代、とりわけマルク・ボアンがディオールのアーティスティック ディレクターを務めた時期を掘り下げました。

Dior(ディオール)のクリエイティブディレクターであるマリア・グラツィア・キウリが焦点を当てたのは「スリムルック」コレクションの世界観。

当時メディアはこのルックを「1947年のニュールックとまったく同じように、完全にファッションを変えた」と評しました。

シルエットはカットやグラフィック効果をカラーブロックで強調し、色合いは、今回の舞台装飾を担当したイタリア人アーティスト、アンナ・パパラッチによる自身の作品哲学「不条理な」精神が込められた空間幾何学や、ゲームの数々を思い起こさせます。

素材や様々なモチーフは、伝説的なローマのナイトクラブであり、かつて芸術、デザイン、ファッションを愛する人々が交流し、自由な表現を試みた唯一無二の場所「パイパークラブ」を彷彿させたショー。

チュイルリー庭園内の建物に設置されたセットには、150以上のスポットライト、蛇や梯子のモチーフを手書きで再現するために用いられた97点、合計1000㎡のモジュール、アンナ・パパラッチによる手書きのアートワークを複製した30点のビジュアル、50㎞にもおよぶ電気ケーブルが使われています。

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© Morgan O’Donovan

パリ・チュイルリー庭園で行われたショーには、BLACKPINKのジスをはじめ、エリザベス・デビッキなど、華やかなセレブリティたちがの夢のような世界を楽しみました

JISOO(ジス)
JISOO(ジス):クルーズ 2022 より、ウールとシルクのプリントドレス、「レディ ディオール」マイクロバッグを合わせて。
ELIZABETH DEBICKI(エリザベス・デビッキ)
ELIZABETH DEBICKI(エリザベス・デビッキ):クルーズ 2022 コレクションからネイビーブルーのシルクドレス、ホワイトゴールドとダイヤモンド“ボワ ドゥ ローズ”のイヤーカフ、ホワイトゴールドとツァボライトガーネットの”ローズ ディオール バガテル”のリング、ダイヤモンドとオニキスの”ジェム ディオール”の時計を着用。
RAMLA ALI(ラムラ・アリ)
RAMLA ALI(ラムラ・アリ):フォール 2021 コレクションより、シルバーシャイニーラムスキンのジャンプスーツにレースアップのブーツを合わせて登場。
RACHEL ZEGLER(レイチェル・ゼグラー)
RACHEL ZEGLER(レイチェル・ゼグラー):クルーズ 2022 コレクションからブルーのコットンドレスにホワイトシャツを合わせ、ネイビーブルーのチュール付きベレー帽「レディ ディオール」のバッグを合わせて登場。

CHIARA FERRAGNI(キアラ・フェリーニ)
CHIARA FERRAGNI(キアラ・フェリーニ):フォール 2021 コレクションからシルバートーンのメタリックボンバージャケットに、ミラーエフェクトのチュールスカート、「レディ ディオール」のマイクロバッグとロングブーツを合わせて登場。

instagram:dior

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