ヴァレンティノは、女優のゼンデイヤとF1レーサーのルイス・ハミルトンを起用した2022-23年秋冬コレクション ‘ピンクPP’ の広告キャンペーンを公開しました。
モノクロームのコレクションの一瞬をとらえたスチール写真。ピエールパオロ・ピッチョーリは、2022-23年秋冬コレクションを潔く一色に絞り込みました。それはまるで視覚的に表現された詩のよう。やさしくもあり破壊的でもあります。それはモダンなレンズを通してヴァレンティノのレガシーと対話する、タイムレスなカラーを作りたいという情熱に駆られた、探求と必要性の結果でもあるのです。
コレクションの広告キャンペーンにおいては、ゼンデイヤ、ルイス・ハミルトン、それぞれのビジュアルが、あらゆるルールから解き放たれた ‘ピンクPP’ 一色の空間で撮り下ろされています。
ウィメンズの広告キャンペーンでは、‘ピンクPP’ の空間で自由という感覚を体現するゼンデイヤを、写真家のマイケルベイリー・ゲーツが撮影しました。すべての写真は、ひとつのムーブメントのポートレートになる瞬間をとらえています。
また、アメリカのテレビドラマ『Euphoria』で知られるマルセル・レヴが、ヴァレンティノの2022年春夏コレクション ‘ランデヴー’ のキャンペーンに続き、今シーズン再び動画制作を担当し、映画のような雰囲気の作品を制作しました。スタジオ中央のソファが超現実的な ‘ピンクPP’ ワールドへのポータルのような役割を果たし、夢のようなシナリオを呼び起こします。音楽は、ショーと同じYazooによるサウンドトラック、『Only You』の調べが流れます。
モデル:ゼンデイヤ
フォト:マイケルベイリー・ゲーツ
ヘア:アントワネット・ヒル
メイクアップ:シェイカ・デイリー
ビデオ:マルセル・レヴ
プロダクションデザイナー:マイケル・グラスリー
イメージアーキテクト:ロー・ローチ
メンズの広告キャンペーンにおいては、写真家のニコラス・カーンが、マニフェストが手書きされたパーソナルなピンク一色の背景の中で、思慮深く象徴的なポーズをとるハミルトンの姿を撮影しました。あらゆるルールから解き放たれニュートラルなカラーとなったピンクは、ファッションのサインを再構成する可能性を秘めています。それは明晰夢であり、インクルーシブでコミュニティの一部になるということ。ヴァレンティノのメンズ広告キャンペーンにおいてハミルトンは、スポーツで見せる一面とは異なる、メゾンのすべてのバリューを体現する姿を見せています。
モデル: ルイス・ハミルトン
イメージアーキテクト: ロー・ローチ
フォトグラファー: ニコラス・カーン
メイクアップ:ハンナ・マリー