バーバリーが2023年春夏プレコレクションを発表

バーバリーは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるリカルド・ティッシによってデザインされた2023年
春夏プレコレクションを発表しました。

「フレンズ&ファミリーシリーズは、一体感、クリエイティビティ、コラボレーションを祝福するものであり、
私にとってとても重要なものです。私にとって特別な人、そして限りないインスピレーションを与えてくれる人が、バーバリーの世界に独自のスタイルと視点をもたらしてくれる機会です。このシリーズ第2弾となる2023年春夏プレコレクションのフレンズ&ファミリー コラボレーターに Jared Buckhiester(ジャレッド・バッキエスター)を迎えることができ、とても嬉しく思います。ジャレッドと私は、長年親しい友人であり、彼の仕事に対する献身と情熱、そして自分のアイデンティティに忠実に生きようとする姿勢をいつも尊敬しています。このユニークでスペシャルなコレクションのリリースにより、私たちのクリエイティブな世界がひとつになった結果を共有できることをとても楽しみにしています。」
リカルド・ティッシ、バーバリー チーフ・クリエイティブ・オフィサー

このコレクションは、ブランドのハウスコードである「双対性」を称えています。威厳と洗練された実用性を併せ
持ち、クラシックな英国のフェミニニティと機能性にモダンなツイストを加えられています。この特徴は、ワーク
ウェアにインスパイアされたカラフルなジャケット、チェーンモチーフをあしらった流れるようなシルクシャツ、イングリッシュフィットのスーツやスポーティなコーディネートスタイルなどに見られます。ダッフルコートやカーコートといったバーバリーのアイコニックなアウターウェアには、ストライプ、プリーツ、「馬上の騎士」モチーフなどがあしらわれ、レザータイやバイカーパンツ、パッデッドジャケットなど触感の違うアイテムと組み合わされています。

2023年春夏プレコレクションは、リカルド・ティッシがバックグラウンドをもつ刺激的なクリエーターとパート
ナーを組むフレンズ&ファミリー クリエイティブシリーズの第2弾です。今回のコレクションでリカルドは、2022 年秋冬コレクション ランウェイショーにも登場したジャレッド・バッキエスターをパートナーに迎えました。ジャレッドはコレクションのスタイリングとルックブックの撮影を担当し、彼自身のコレクションテーマの解釈を表現するとともに、彼のクリエイティブなアイデンティティを確固たるものにしています。

「私の経験をひとことで表すなら、単純に楽しいということです。このような強力なチームが、私が貢献すべく求められたアイデアに興味を持ってそれに応えてくれたことは、とても気持ちがよく、クリエイティビティを発揮するための余白をもたらしてくれました。スタート時から理想的なコラボレーションができ、私はコントリビューターとして快く受け入れられました。リカルドと私は、ワークウェアの美学を愛するという点で共通点があります。私のアーティストとしての作品の多くは、こうした服に宿るマスキュリンなアーキタイプをモチーフにしています。すぐにこの空間で活動することを楽しめましたし、クリエイションの上で実りのある場所となりました。リカルドを知る人は、彼が寛大で誠実であることを知っています。だからこそ彼の周りにはクリエイティビティに貢献している人たちが集まってくるのです。また、彼は鋭い観察眼を持っているので、どんなことも見逃しません。この観察眼と寛大さが組み合わさると、コラボレーターとして自分を最もよく表現するアイデアを見出すことができる人物になるのです。正直、彼と一緒に仕事をするのは夢のようでした。バーバリーは英国文化の象徴であり、パンクやレイヴカルチャーと同じように、私自身がもつ英国人であることの概念にも織り込まれています。それにリカルド、そして彼との友人としての関係が加わることで、バーバリーはよりパーソナルでタクタイルなものになりました。英国的なコアを維持しつつも、レイヴはすぐそばにあるのです。」
ジャレッド・バッキエスター、アーティスト

© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester
© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester

WOMEN
実用的なユニフォームを再構築しました。ウールを使用したバーチブラウン チェックのフーデッドダッフルコートは、ブラックのレザーシャツ、タイ、バイカーパンツと合わせてレベリアスなスタイリングに。オレンジのストライプでアクセントを効かせたブライトレッドのウール&レザー トリミング ジャケットと、ダスティオレンジのコットンキャンバス コートには、パネルデザインをほどこしたブルージーンズとストラップレスのプレイスーツを合わせています。

テクニカル素材を使用し、バックにフェミニンなプリーツをほどこしたアイコニックなカーコートは、コットンギャバジンに「馬上の騎士」デザインをジャカード織りで表現。ブラックレザーのパッデッドジャケットとライトエアフォースグリーンのナイロンのボンバージャケットの下に着用しています。トレンチはレザーで再構築され、ホルターネックのボディスーツとスカートに合わせています。ダイヤモンドキルトのワックスドコットンジャケットとスカートはフィットしたシルエットで、シアリングのオーバーサイズコートの下に着用しています。

クラシックなブリティッシュフェミニニティにモダンなアレンジを加えました。なめらかなカシミアのラップアラウンド ケープには新しいピクセル・チェックをほどこし、レザーでトリミングしました。フローラルの資料とクリスタルのアップリケをあしらったパーチメントグレーのウールカーディガンは、チェーンプリントのシルク タイネックシャツと、ダークグレーメランジのスカートのようなパネルを重ねたウールショーツとコーディネートしています。ブラックのウールカシミヤ カーディガンには、ファームヤードアニマルをインターシャ編みで表現しました。スポーツウェアは、ブライトブルーのボンバージャケットと、サイドにチェーンプリントをほどこしたヘビーウェイトのテクニカルニット素材を使用したフロアレングススカートに再解釈されています。

テーラリングでは、トラディショナルな要素と破壊力のある要素がミックスした大胆なシルエットです。ブラックのウールテーラードジャケットはウエストを絞った構築的なデザインや、カラフルなストライプをアップリケしたボクシーなデザインで、乗馬からインスピレーションを受けたレザーチャップスとフロアグレージングスカートと対をなしています。ダークグレーのメランジウール テーラード オーバーコートにはワイドレッグパンツを。イブニングには、ネックラインとプリーツフリルが特徴的なバーチブラウンチェックのシルクドレス。ネックラインをチェーンで縁取った大胆なフリンジシフォンドレスも。

© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester

MEN
ワークウェアの機能性に、プレイフルな要素をプラスして再文脈化しました。ダークバーチブラウンのコットンキャンバスのカーコートは、シアリングのオーバーサイズコートの下に着用しています。ユーティリティスタイルのブラックのコットンギャバジン コートには、誇張されたポケットとアップリケのストライプをあしらいました。オレンジのコットンキャンバスのフィールドジャケットは、コーデュロイの襟とコントラストを効かせたトップステッチが特徴です。同系色のパネルを配したワックスドコットンジャケットは、スカートと組み合わせたスタイルで、ハニーのビスポーク ギャバジン カーコートとウールカシミアブレンドのリブニットセーターの上に着用しています。ロゴキルトのパファージャケットの下に合わせているのはレザーのエプロン。

ハウスコードはさらにパワーアップし、ダークバーチブラウンのバーバリーチェックを探求したウールのダウンジャケットとバッジのアップリケが付いたウール&レザー ボンバージャケットは、レザーのバイカージャケットとパンツと組み合わせています。「馬上の騎士」モチーフは、カシミアウールのツインセットにインターシャ編みで表現され、テーラードジャケットには3D プリントをほどこしました。ループバックのコットンフーディーには新しいチェーンのモチーフをプリントし、コットンウールのトラックジャケットとジョギングパンツには総柄プリントにクリスタルをあしらいました。

タイムレスなテーラリングはシグネチャーやシーズングラフィックでリフレッシュされました。サテンラペルのブラックのグレインドプードルウール タキシードは、クリスタルで飾ったオークリーフ モチーフのビブフロント コットンシャツに合わせました。ホワイトのイングリッシュフィット スーツにはテクニカル シルクキャディを使用し、シルクツイル シャツにはシーズナルなチェーンモチーフを水彩画風にプリントしました。

© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester

BAGS
ブラックのミニチェーン TB バッグは、輝くクリスタルとトーマス・バーバリー モノグラムをあしらったクラスプで装飾され、連動するイニシャルがバーバリーの創業者へのオマージュを表しています。

キャサリンバッグ、シグネチャーシェイプ、そして新しいストラップ付きアイウェア ポーチなどは、ブライトオレンジとタンレザー、ロゴエンボスをほどこしたブラッシュドブラウンレザー、ブラックのシャイニーレザー、スムースレザー、クロコダイルエフェクトをほどこしたエンボスレザーで作られています。

ローラバッグは、「馬上の騎士」モチーフをあしらったグリーンベルベット、ポリッシュ仕上げのスタッズが付いたブラックレザー、バーバリーチェックから着想を得て、より大きなピッチのキルティング加工で表現したミニシェイプのブラッシュドブラウンレザーとホワイトスムースレザーなど、新鮮な表情を見せています。

円筒形のスピーカーを連想させるバレルシェイプの「サウンドバッグ」が新登場。ハウスチェックにインスパイアされたブライトレッドのエンボスレザーを使用しています。クラシックなレザークロスボディバッグには、クリスタルをあしらったチェーンパターンと、トーマス・バーバリー モノグラムをポリッシュドレザーで質感豊かに仕上げました。
© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester

SHOES AND ACCESSORIES
ウィメンズのレザーアンクルブーツは再解釈され、ダークバーチブラウンのバーバリーチェックにウールとブラックベルベットでアクセントを加えました。ビターチョコレートのレースアップ レザーブーツは、スティレットヒールとレースガードのディテールが特徴です。ポインテッドトゥ パンプスにはコントラストのトップステッチ入りデニムとクリスタルをあしらったスリングバックは、レザートリミングのチェーンストラップ付きで、ローラバッグともリンクしています。足首にチャンキーなチェーンのストラップをつけたスティレットヒール サンダルも。

ワークウェアとハイキングにインスパイアされたメンズブーツはレースガードのディテールが特徴です。ブライトレッドとブラックのバックルストラップ付きのレザー バイカーブーツは、ミッドカーフとニーハイ丈が揃います。新たに登場したスリップオン ブーツは、ラバーソールにポリッシュ仕上げのスタッズ付き。ブローグのディテールを採用したダービーシューズは、チャンキーなトレッドソールにアーカイブベージュのバーバリーチェックとグログランがアクセントを添えています。アーサー スニーカーは質感のあるテクニカルな素材を用いたジッパー開閉式のアッパーに包まれ、この特徴的なトレッドソールはラティスレザーサンダルにも取り入れられています。

レクタンギュラーフレーム サングラスは、テンプルにカットアウトディテールをあしらい、オレンジのレンズを搭載したブラックやトータスシェルのフレーム。ヴィンテージの雰囲気漂うスクエア オプティカルはメタル製でアセテートのトリミングがほどこされています。リボン型のイヤリングはベルベットとグログランを使った2 タイプ。パールが揺れるチェーンペンダントイヤリングです。TB モノグラム イヤリングと鹿を象ったリングには、手作業で丁寧にクリスタルをはめ込みました。誇張したデザインのシグネットリングには「馬上の騎士」デザインを組み込んでいます。

乗馬にインスパイアされたピルボックス型のキャップは、ウールとスムースレザーでエレベートされました。レザーベルトは、オークリーフの紋章をバックルにあしらったデザインです。ブライトオレンジにスケッチプリントをほどこしたレザーグローブは、鷹狩りのグローブからインスパイアされたスタイルです。

© Courtesy of Burberry/Jared Buckhiester

KEY COLOURS
ソフトフォーン、ダークバーチブラウン、ダークグレーメランジ、ブラックを基調に、ブライトオレンジ、ブライトレッド、トゥルーコバルトブルーがアクセントを添えます。またライトエアフォースグリーンやアーストーンのビターチョコレートとタンがやわらかなアクセントになっています。

KEY PATTERNS AND PRINTS
「馬上の騎士」モチーフは、プリント、ジャカード織り、インターシャ編みによってデザインされています。ハウスチェックは、ダークブラウンと新しいピクセルチェックで表現しました。新たに登場したチェーンプリントはアクセントとして、水彩画のような総柄デザインとしても使用されています。アップリケやカラフルなクリスタルで飾られた繊細なフラワーモチーフや、インターシャ編みでプレイフルに仕上げられたファームヤードアニマルも目を惹きます。ニードルパンチやアップリケを施したストライプ、幾何学的なカラーブロックのバンドもラインナップ。

バーバリー公式サイト
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